はじめに
Androidアプリを多言語対応(ローカライズ)することで、より多くのユーザーに利用してもらうことができます。本記事では、Android Studio を使用して簡単に多言語対応を行う方法を解説します。
開発環境
Android Studio | Android Studio Ladybug Feature Drop | 2024.2.2 Patch 2 |
OS | Windows 11 Home |
1. 言語リソースの作成
Androidでは、res/values/
フォルダ内のstrings.xml
ファイルを使用して、アプリのテキストを管理します。多言語対応を行うには、言語ごとに異なるstrings.xml
ファイルを作成します。
1.1 strings.xmlの作成
まず、デフォルトのstrings.xml
を確認します。多言語化する場合、デフォルトは英語するのが良いでしょう。
res/values/strings.xml
<resources>
<string name="app_name">My Application</string>
<string name="greeting">Hello!</string>
</resources>
次に、追加する言語ごとに新しいフォルダを作成し、対応するstrings.xml
を追加します。右クリックを駆使してフォルダとxmlファイルを追加していきます。
例: 日本語対応(res/values-ja/strings.xml)
<resources>
<string name="app_name">マイアプリ</string>
<string name="greeting">こんにちは!</string>
</resources>
例: フランス語対応(res/values-fr/strings.xml)
<resources>
<string name="app_name">Mon Application</string>
<string name="greeting">Bonjour!</string>
</resources>
以上が手でフォルダを作成して追加する方法ですが、他の方法もあります。
2. もう一つ言語リソースの作成方法
valuesの中のstrings.xmlの上で右クリック。「Open Translations Editor」をクリックします。

地球儀のマークを押して、追加したい言語を選択します。例えば、日本語ならばJapanese(ja)を選択。

すると、stringsフォルダが作成され、strings.xml(ja)が追加されます。このxmlを直接編集しても良いですが、Translations Editorを利用して各言語の表記を追加していくのが簡単です。

私がやった各言語のxmlファイルの中身をつくる方法は、日本語のstrings.xmlをまず作成し、その中身をコピーして、chatGPTに「アンドロイドアプリの多言語対応のために、次のコードの該当部分を英語にして」の文章とともにコードを貼り付けてお願いすることです。これで簡単に各言語の訳に対応したstrings.xmlが作成できました。
3. システムの言語設定に応じた動作
Androidは、デバイスの言語設定に基づいて適切なリソースを自動的に選択します。例えば、ユーザーのデバイスが日本語に設定されている場合、res/values-ja/strings.xml
の内容が自動的に適用されます。
4. アプリ名の多言語化対応
アプリ名称を多言語化対応するには、「AndroidManifest.xml」のandroid:labelの箇所を次のように変更します。
<manifest xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android"
package="com.example.sandbox">
<application
android:label="@string/app_name"
...
おわりに
多言語対応を行うことで、より多くのユーザーに快適に使ってもらえるアプリを作ることができます。ぜひ挑戦してみましょう。

多言語対応で、アプリも世界中の人に愛される予感。
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